政治安全保障委員会(PSC - 仏略語はCOPS)は、欧州連合(EU)条約の第25条に規定されている共通外交 ・ 安全保障政策(CFSP)分野における常設機関である。
同委員会は、各加盟国外務省の政治局長により構成されている。
PSCに託された権限
- 共通外交・安全保障政策に包含されている分野における国際状況を監視する。
- 政策の策定に寄与する。
- EU理事会決定の実行を監視する。
EU理事会の責任の下で、PSCは危機管理活動の政治的統制および戦略的方向付けを行う。よって、実際の危機管理に関する決定を下す権限をEU理事会より与えられている。その作業は、政治・軍事グループ、危機管理の民生的側面のための委員会、軍事委員会(MC)、幕僚部 (MS)により支援されている。
アムステルダム条約の発効にともない、1999年12月のヘルシンキ欧州理事会において、PSCの設立が原則的に合意された。当初は臨時的なものであったが、2000年12月に開催されたニース欧州理事会の後、常設機関となった。
