アジア欧州会議(ASEM)
アジア欧州会議(ASEM)は、2年に一度の首脳会合を中心とした、アジアと欧州の政府間の非公式な対話のプロセスとして、1996年に発足しました。
ブリュッセルで開催された2010年のASEM首脳会合では、オーストラリア、ニュージーランド、ロシアが新たなメンバーとして迎え入れられ、同会議が引き続き成功していることを証明しました。これにより、ASEMの参加国・機関の数は48になりました。合わせて世界人口の58%、世界のGDPの50%、そして世界貿易の60%を占めるASEMには、アジアと欧州のほぼ全域が含まれています。
ASEMプロセスが目指すのは、相互理解と対等なパートナーシップの精神に基づいて、アジアと欧州の両地域間の関係を強化し、相互理解を深めることです。
ASEMプロセスの主な特徴は以下の通りです。
- 非公式であること。政策決定者と当局者が、政治・経済・社会に関する共通の関心事について話し合える開かれた場を提供し、二者間および国連や世界貿易機関(WTO)などの多国間の場での対話を補足する
- 多元的であること。両地域の関係の全範囲を対象とし、政治、経済、文化に関する問題を同等に扱う
- 相互尊重と相互利益に基づいた対話と協力のプロセスによる、対等なパートナーシップを強調
- 社会のあらゆる部門での人と人の交流促進に一層の焦点を当てつつ、ハイレベル(首脳、閣僚、政府高官)の会議の場を提供
参加国・機関の首脳による隔年のASEMサミットがASEMプロセス全般を政治的に推進し、外相と外務高官が全体の調整役を務めます。そのほかにも、政治・経済・文化に関する広範な問題について、閣僚会議や実務者会議、その他の活動が行われます。また、文化的・知的・人的交流を通じ、アジアと欧州の人々の相互理解と協力を促進するために、ASEM参加国・機関は1997年にアジア欧州財団(ASEF)を設立しました。
Updated 2011.04.11