EU News 8/2012
2012/01/16
<日本語仮訳>
スタンダード&プアーズ(S&P)が発表した、欧州金融安定基金(EFSF)の格付けをAAAからAA+に引き下げる決定の影響に留意するとともに、今後精査を続ける。直前の1月13日には、ユーロ圏諸国に関する格付けアクションがとられた。
EFSFは、ムーディーズおよびフィッチからはそれぞれAaaとAAAという最高の格付けを依然として得ており、その信頼性が裏付けられている。どちらの機関も、近いうちにEFSFの格付けアクションをとる気配はない。
今回のS&Pの決定により、EFSFの融資枠が4,400億ユーロから減少することはない。EFSFは現行の調整プログラム、および将来的に導入されるであろうプログラムの下で、そのコミットメントを達成するために必要な資力を十分に擁しているのみならず、ユーロ圏諸国による無条件の、そして撤回が不可能な保証により、継続的に裏打ちされる。
昨年12月9日の首脳会議で、恒久的な安定化の仕組みである欧州安定メカニズム(ESM)の発足を、本年7月に前倒しすることが決定された。ESMは独自の資本ベースを有するため、ユーロ圏諸国の格付けから影響を受けにくい。EFSFとESMの連結した融資枠の上限が5,000億ユーロで適切かどうかの再評価を、3月までに行う。
原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/en/ecofin/127262.pdf