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ホーム > ニュース・各種資料 > ニュース > 2011 > 2011年10月10日の欧州死刑廃止デーおよび世界死刑廃止デーに際してのEUのキャサリン・アシュトン外務・安全保障政策上級代表と欧州評議会のトルビョルン・ヤーグラン事務総長の共同声明EU News 324/2011
2011/10/10
A 402/11
ブリュッセル
欧州連合(EU)と欧州評議会は、死刑制度に反対するという共通の立場、そして、全世界での死刑廃止に取り組んでいることを再確認する。
我々は、死刑を非人道的で人間の尊厳を侵害するものと見なしている。欧州での経験から我々は、死刑が、暴力犯罪の増加を抑制する力を持たないこと、また、そのような犯罪の犠牲者に正義をもたらすこともないことを学んだ。いかなる法制度においても誤審がないということはありえず、誤審の結果として死刑が執行されれば、決して覆すことのできない人命の喪失となる。
1997年以来、我々の加盟国1の領土内で、死刑の執行は一度も行われていない。
我々は、欧州で唯一、いまだに死刑を適用しているベラルーシにおける死刑の行使を引き続き非難する。同国に対し、死刑制度の完全廃止を目標に、モラトリウム(死刑執行停止)の導入を強く求める。
我々は、死刑の完全廃止を目指した世界的なモラトリウムを求める最近の国連決議を歓迎する。これらの決議は、世界の各地域の広範な国々の支持を受けており、こうした国連決議への支援が2007年、2008年、2010年と増え続けていることは、死刑に反対する国際的な流れが存在していることの証といえる。同時に、我々は、死刑制度を廃止した国の数が(1993年の55カ国から2009年には97カ国へ)増加していることを認めつつも、全世界で58カ国がいまだに同制度を存置しているという事実を無視することはできない。
1 欧州評議会には、EUの加盟全27カ国を含む47カ国が加盟している。
原文はこちらをご覧下さい(英語)。
http://www.consilium.europa.eu/uedocs/cms_data/docs/pressdata/EN/foraff/124992.pdf

File Photo: European Union