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排出権取引: EU排出権取引制度参加企業の2008年排出量、3%減少

EU News 123/2009
2009/05/15


IP/09/794
ブリュッセル


<日本語仮抄訳>

欧州連合(EU)加盟国の登録簿の情報によると、EUの排出権取引制度(EU ETS)に参加するEU企業の2008年温室効果ガス排出量は前年比で3.06%減少した。昨年始まったEU ETSの第2取引期間(2008年~2012年)では、欧州委員会の措置によりアラウアンス(排出枠)が6.5%削減されたため2008年の排出量には同制度の影響が本格的に見られるようになった。

2008年の排出量データ
EU ETSに参加しているすべての事業所から2008年に排出された検証済み温室効果ガス排出量は、合計21.18億トンの二酸化炭素(CO2)削減に相当し、2008年の排出量は、(2007年のデータが不十分または入手不可能であるブルガリア、リヒテンシュタイン、ノルウェーを除き) 2007年に比べ、3.06%低下した。こうした削減は、EU27カ国の国内総生産(GDP)が0.8%の成長を記録したにもかかわらず、実現している。

EU ETSの対象部門は景気低迷の影響を大きく受けたが、そのほかに排出量が減少した理由としては、景気後退が始まる前にあたる2008年の大半におけるCO2価格高騰への対策として各事業所が導入した排出量削減措置の影響もある。

当初EU ETSの対象はCO2排出量のみであったが、2008年以降は、オランダとノルウェーにおける硝酸の製造による亜酸化窒素排出量も含まれている。

参加事業所数は減少、全体の規模は拡大
2008年にEU ETSの取引口座を開いている事業所、すなわち同制度に参加している事業所の数は、2007年より213カ所少ない11,359カ所であった。これは、新規則の適用によって、小規模事業所の多くが制度の対象外となったことによる。

にもかかわらず、EU ETSの対象となる活動の定義について加盟国間の調和が図られたことで、昨年は、同制度の対象となる排出量の規模が拡大し、5,000万トンのCO2削減に相当する排出量を伴う活動も含まれるようになった。さらには、2008年にはアイスランド、リヒテンシュタインおよびノルウェーがEU ETSに参加した(ただし、現時点では、制度の対象となっているアイスランドの事業所はない)。
 

詳細はこちらをご覧ください。
EUの登録簿CITL(共同体独立取引ログ) に関するホームページ(英語)
http://ec.europa.eu/environment/ets/

各国の登録簿に関する欧州委員会環境総局のホームページ(英語)
http://ec.europa.eu/environment/climat/emission/citl_en.htm

改正ETSおよびよくあるご質問(FAQ)(英語)
http://ec.europa.eu/environment/climat/emission/ets_post2012_en.htm

原文はこちらをご覧ください(英語)
http://europa.eu/rapid/pressReleasesAction.do?reference=IP/09/794&format=HTML&aged=0&language=EN&guiLanguage=en

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