EU News 84/2009
2009/04/08
IP/09/560
ブリュッセル
<日本語仮訳>
欧州委員会は本日、安全上の理由により欧州連合(EU)への乗り入れが禁止されている航空会社を指定したいわゆるブラックリストの更新を採択した。欧州委員会は、カザフスタンの6つの航空会社、タイにおいて認可されている1社、ウクライナのもう1社、ベニンで認可されている全航空会社に禁止措置を課した。
「欧州委員会は、航空に関わるすべて人々と活発な対話を進めることにより、あらゆる航空機および航空会社が国際的に求められている安全基準を確実に満たすようにしたい。旅客には航空機が離陸する際、安全を実感しかつ安全な飛行をする権利がある」と、欧州委員会運輸担当のアントニオ・タヤーニ副委員長は述べた。
2008年11月発表のリストに替わる新リストは、欧州委員会のウェブサイト上での閲覧が可能だ 1。航空安全委員会の総意に基づき、欧州委員会は同リストの更新を行い、リストを拡大して、下記の航空会社に対して、安全上の懸念に基づき、運航の禁止を課す決定をした。
- カザフスタン - コクシェトゥ航空 (Air Company Kokshetau)、ATMA航空 (ATMA Airlines)、 Berkutエアー (Berkut Air)、イーストウィング (East Wing)、Sayatエアー (Sayat Air)、スターラインKZ (Starline KZ)
- タイ - ワン・ツー・ゴー航空 (One Two Go Airlines)
- ウクライナ - モトール・シーチ航空 (Motor Sich Airlines)
- ベニン共和国において認可されている全航空会社 - 国際民間航空機関(ICAO)による否定的な監査結果に基づく
欧州委員会は、アンゴラによる安全向上措置に関してかなりの進歩が見受けられていることに留意した。特に、2008年2月の欧州専門家チームの訪問と、同10月のICAO監査報告書の公表に従い実行された是正措置の実施に関して、同国の航空当局が作成した進捗報告書に注目した。
2009年2月に欧州専門家チームがインドネシアを訪問した際の報告書において、相当な改善が見られた。欧州委員会は同国の航空当局と緊密な協議を続けることにより、航空安全委員会の次回会合において、その安全状況の再評価を行いたいと考えている。
よって、本日の時点でEUが乗り入れを禁止している航空会社は下記のとおりである。
- アンゴラ、ベニン、赤道ギニア、インドネシア、キルギス共和国、リベリア、シエラレオネ、スワジランド、コンゴ民主共和国(DRC)、ガボン(小数の航空機に関して例外が適用されているガボン航空とアフリジェットを除く)の全航空会社
- 以下の16の航空会社
- o アフガニスタン - アリアナ・アフガン航空
- o カンボジア - シエムリアップ国際航空
- o 朝鮮民主主義人民共和国 - 高麗航空
- o カザフスタン - コクシェトゥ航空 (Air Company Kokshetau)、ATMA航空 (ATMA Airlines)、 Berkutエアー (Berkut Air)、イーストウィング (East Wing)、Sayatエアー (Sayat Air)、スターラインKZ (Starline KZ)
- o ルワンダ - シルバーバック・カーゴフレイターズ (Silverback Cargo Freighters)
- o スーダン - エアー・ウェスト (Air West)
- o タイ - ワン・ツー・ゴー航空 (One Two Go Airlines)
- o ウクライナ - モートルシーチ航空 (Motor Sich Airlines)、ウクライナ・カーゴ航空 (Ukraine Cargo Airways)、ウクライナ地中海航空 (Ukraine Mediterranean Airlines)、 ヴォラーレ航空 (Volare Aviation)
原文はこちらをご覧下さい(英語) IP/09/560
1 http://ec.europa.eu/transport/air-ban/
