2002年9月11日、欧州連合(EU)首脳、欧州議会議長、欧州委員会委員長、EU共通外交・安全保障政策上級代表による声明
2002/09/11
EU News 12/02
欧州連合加盟候補の中・東欧諸国、キプロス、マルタおよびトルコ、欧州自由貿易連合諸国、また欧州経済地域の国々もこの声明に賛同する。
本日は米国同時多発テロ発生から一周年に当たる。欧州市民を含む何千もの罪のない人々が2001年9月11日にニューヨーク、ワシントン、ペンシルベニアで発生したテロの犠牲者となった。そして多くの人々が自分以外の人を無欲にそして勇敢に救おうとして命を落とした。その悲劇的な日を深い悲しみとともに思い出す。我々の想いと祈りは遺族の方々、米国民そして1年前に放たれた暴挙に打ち震えた世界中の人々に向けられよう。
9月11日の出来事は我々に安全と民主主義が当然のものとして存在するのではなく、積極的かつ絶え間なく守っていかなければならないものであるということを再認識させた。また、共通の民主的価値、原理を否定するテロという災いそのものが、断固とした国際協力によって対処されるべきことを明らかにした。テロ行為を引き起こし、それを支援する者は法のもとに裁きを受けなければならない。
9月11日の同時多発テロはここ何十年の中でもっとも包括的な国際協力を生みだし、世界中の国々が人命を冷淡に侮蔑するような行為に対してひとつとなった。この類まれな連帯は持続かつ支持されなければならないし、それはとりわけ文化間の対話を通して行なわれなければならない。
9月11日の出来事は我々の運命がいかに解けないほど絡み合っているかを明らかにした。EUは国際社会のテロとの闘いに貢献する決意をゆるめることはしない。我々はそのためにそしてすべての人々に平和と繁栄を推進する国際秩序を構築するために米国そして他の諸国と共に立ち向かう。
| エティエンヌ・ロイター | 03-3239-0461 |
| 井上ドミニック | 03-3239-0464 |
| 末常美和子 | 03-3239-0430 |
